身体的特徴によって付きやすい筋肉が違うらしい

まだ何の結果も出せてない僕みたいなのが

ちまちま理論ばっかり捏ねるのも恐縮なのですが、

参考になる話があったので自分のメモの意味も含めて

書いておきたいと思います。

 

 

”前肩”か後ろ肩”か

トレーニングしていればご存知の方も多いと思いますが、

横から自分の肩を見た時に

胸より前に出ているのが”前肩”(巻き肩ともいう)

それとは逆に後ろ方向に位置して、

常に胸を張ってるような状態の方が”後ろ肩”です。

いろいろ複雑な理論があるらしいのですが、

ざっくばらんに言って

前肩の人(猫背気味)は背中が発達しやすく、

後ろ肩の人(鳩胸気味)は大胸筋が発達しやすいということらしいです。

正確には発達しやすいというか、

その筋肉に刺激を与えやすいという言い方が正しいかもしれません。

 

内反肘と外反肘

専門家によっては”X腕”と”O腕”なんて言い方もするらしいです。

腕を普通にダランと下ろして、手のひらを前に向けたときに

手のひらが肘より内側にあるのが内反肘(O腕)

 

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逆に手のひらが肘より外側にあるのが外反肘(X腕)となります。

 

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一般的には外反肘の人はどの二頭筋のエクササイズも

比較的刺激が入りやすいが、内反肘の人は

ダンベルを使ったエクササイズの方が刺激が入りやすいようです。

これだけを見ると内反肘の人は不利に思えますが、

ところが三角筋のエクササイズとなると、

細かい理論は置いておきますが内反肘の人は刺激がいきやすく、

外反肘の人は刺激がいきにくい、例えばレイズ系のエクササイズの

時に体を前に倒したり肘に角度をつけてみたりといった

工夫をしなければ刺激が伝わりにくいといった特徴があります。

 

いかり肩となで肩

いかり肩の人はプレス系のエクササイズでも三角筋に刺激が入りやすく、

なで肩の人は僧帽筋に負荷が逃げてしまいがちです。

つまり元から肩が広くていかり肩の人は三角筋のエクササイズをすれば

もっと肩幅が広くなり、

なで肩の人はうまく工夫しないと僧帽筋ばかり発達して

余計になで肩が目立ってしまうという特徴があります。

これはいかり肩の人は肩関節がある程度固定されるために

負荷が逃げづらく、

なで肩の人は逆に肩の稼動域が大きいため

負荷が逃げやすいということらしいです。

 

結局自分で道を切り開くしかない

おそらく筋トレのおもしろさはここにあるのだと思います。

世の中の理論書は一概にみんな大体同じ体つきであるということを

前提にトレーニング理論、技術を書いていますが

実際にはみんな体質も特徴も違い、自分に合ったエクササイズは

自分で見つけ出すか、信頼できるトレーナー等に教えてもらうしかないということです。

がっちりした体つきの人は後ろ肩、O腕、いかり肩の人が多いですが、

僕は前肩、X腕、なで肩です。

しかし僕には僕の特徴を生かした鍛え方が必ずあると思うので、

誰々は素質があるからとか、自分は向いてないとか言わず

ガンガン筋トレやろうと思います!